『月がくれたきんか』(新刊本 アウトレット) | あっちゅん堂

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『月がくれたきんか』(新刊本 アウトレット)

¥1,388 税込

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 ミロとルドはとなり合わせで畑を耕しています。代々受け継いだ財産の違いなのか、ルドはお金持ち、 ミロは貧乏ということになっています。でも、貧しくても夢を持てるタイプのミロは、何年も地道に働いて、 馬を一頭買えるほどのお金を貯めました。よせばいいのに、お人好しのミロは、ルドにその計画をしゃべってしまいます。 「僕は明日、白い馬を買いに行く。日曜日には馬に乗って畑を見てまわるんだ。」
 お金は持っていても人生を楽しめないタイプのルドは、無邪気なミロのことがねたましくてたまりません。 ミロの楽しみをぶちこわそうと、一晩中考えた末、畑を耕す鋤がこわれたから、新しい鋤を買うお金を貸してくれと頼みこみます。 収穫の季節には返すから、と。気の毒に思ったミロは、ありったけのお金を貸してしまうのでした。
 半年待ってお金を受け取りに来たミロに向かって、ルドはこう言い放ちます。 「うちには1ペニーもないよ。月の金貨ならあるがね。」 大きな鏡に月をうつして一晩待てば、金貨が手に入るというのです。だまって鏡を受け取ってきたミロ。 さすがにだまされたことに気がつきます。「でも、まあ、ためしてみるか。」夜の草原に鏡を立て掛けて、 そのまま眠ってしまったミロが、あたりのまぶしさに目を覚ましてみると…。
 期待を裏切らない結末です。よくある昔話の筋立てといえますが、これほど重厚かつ、 愛らしい絵をふんだんに使った絵本は珍しいと思います。1度読んでもらったら、 生涯忘れられない印象を残すのではないでしょうか。心優しい人が幸せになれた、という満足感と共に。 ヨゼフ・ウィルコンは、ポーランド屈指の絵本作家で、100冊以上の作品があります。 愛嬌のある動物たちがいっぱい描かれていますよ。 (杉原 由美子 2010/10/20 毎日新聞北陸版「みんな元気になる絵本」から)
*セーラー出版社版・出版されていた当時の定価そのままの販売です。

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